今回はうさたろうさんのブログ『うさたろう日記 はてな版。』からご寄稿いただきました。 「貧乏人は故郷を捨てろ」か ※この記事は、追記以外、2006年4月に書かれたものです。 バブル崩壊以降、地方経済が衰退したと言われて久しい。それを象徴するのが、地方都市商店街の崩壊だろう。また今年の大雪によって、山村地域の過疎の危機的な状況が改めて浮き彫りとなった。こういった状況を見て、なんとかしなければいけない、けれどもなかなか名案は浮かばない、というのが大方の人の考える“常識”だと僕は思っていた。 けれども、“経済学的”にはそうではないらしい。慶應義塾大学助教授の土居丈朗氏は、2006年1月16日号のJMMで、「地方間の格差の原因は“自助努力の差”だけか?」という問いに対して、以下のような文章を寄せている。少し長文になるが、引用する。 ***** 個人の所得格差ではなく、地域間格差に目くじらを立てるの
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