ブックマーク / keiseisaimin.hatenadiary.org (2)

  • 実質実効為替レートと交易条件のデカップリング - keiseisaiminの日記

    「バブルデフレ期の日の金融政策」 岡田靖氏と浜田宏一教授の論文を参考に実質実効為替レートと交易条件を考えてみる。 注意すべきは,実質為替レートと交易条件に関する理解の混乱である.専門家を含む多くの人が,円高は交易条件の改善と同義であると考えている.いうまでもなく,交易条件の改善は実質所得の上昇を意味する.つまり,両者が同じものであるなら,円高は輸出産業に損失を与えても,内需産業はそれを上回る利益を享受できるので,国民経済全体では利益を受けることができる.だが,交易条件が所与である小国1)であっても実質為替レートは可変的であることを考えれば,両者を同一視することの誤りは明らかである. (中略) 実質為替レートの上昇は交易条件の改善によって裏打ちされていない場合には,国民経済全体の利益となるとはいえないのである. (中略) 為替レートの変動を相殺するように金融政策が発動されなければ,大きな実

    実質実効為替レートと交易条件のデカップリング - keiseisaiminの日記
    Nurekaeru
    Nurekaeru 2011/03/09
     「実質実効為替レート」とデフレのあやしい関係についてはこちらもおすすめ http://goo.gl/V4wZG
  • 白井早由里(白井さゆり)の「円はまだ安い」=デフレは良いことだ - keiseisaiminの日記

    白井さゆり氏は円は実質実効為替レートを歴史的に見れば低い水準だと言っているが、これはデフレは良いと認めたことになる。 岩田規久男教授の「デフレと超円高」より引用する。(P62) 実質実効為替レートは輸出産業の競争力を表すという考え方から、 10年9月の実質実効為替レートは90年1月とほぼ同じであるから、 10年9月現在の状況は円高ではない、という主張がある。 しかし、 10年9月の実質実効為替レートが90年1月とにぼ同じであるのは、世界中の国がインフレであるのに対して、日だけがデフレで、物価が下がり続けているからである。 したがって、「10年4月から9月にかけての実質実効為替レートの急騰は円高ではない」と主張するのであれば、それは「デフレはよい」、あるいは少なくとも「デフレは間題ではない」といっているに等しい。 白井さゆりの主張は http://www.tv-tokyo.co.jp/nm

    白井早由里(白井さゆり)の「円はまだ安い」=デフレは良いことだ - keiseisaiminの日記
    Nurekaeru
    Nurekaeru 2011/03/09
  • 1