ウクライナ支援、NATO主導に トランプ氏「返り咲き」備え 2024年04月06日07時10分配信 4日、ブリュッセルの北大西条約機構(NATO)本部で記者会見するストルテンベルグ事務総長(AFP時事) 【ブリュッセル時事】北大西洋条約機構(NATO)が、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの長期的な軍事支援に向け、新たな枠組み構築に動きだした。加盟各国の裁量に任せる現状から脱却し、NATO主導の支援を目指す。支援に消極的なトランプ前米大統領の「返り咲きリスク」に備える狙いもあるとみられる。 【特別企画】トランプ氏、もしも大統領に復帰したら 侵攻は3年目に入り、守勢に回るウクライナは西側諸国に弾薬や防空システムの供与を求めている。NATOは3、4両日にブリュッセルで開いた外相会合で、新たな支援枠組みについて協議を開始。7月にワシントンで開く首脳会議で全会一致を目指す。NATOのストルテンベルグ