ハイスピードの欧州育ちゆえに高速巡航の実燃費はとくに優れる 最近のクルマ選びでプライオリティが高いのは、自動ブレーキなどの先進・予防安全機能だというユーザーも増えているだろうが、やはり燃費性能も気になるもの。そして好燃費といえば日本車のお家芸と思っているかもしれないが、インポートカー(輸入車)にも燃費性能に優れたクルマは少なくない。最近では、フォルクスワーゲン・パサートに追加されたクリーンディーゼル車のJC08モード燃費が20.6km/Lとなっていることも話題となった。 輸入車だからといって燃費性能に弱点があるという時代ではない。なかでも、コンパクトカーの燃費性能は、さすがに国産ハイブリッドカーとは差がつけられているが、ガソリンエンジンとして見れば、エコカーとしても十分に比較対象になる性能を実現している。その上、変速比などの関係もあって、とくに高速巡行における燃費はカタログ値以上に伸びる傾