プログラミング言語 Rubyの生みの親である、まつもとゆきひろさんの履歴書を、ご本人とともに振り返ります。はじめは“すぐに消えると思っていた”Rubyはいかにして世界的なプログラミング言語へと躍進していったのでしょうか。つねに「やりたいこと」にフォーカスして歩んできたまつもとさんに、働く上で大切にしていることを聞きました。 ※この記事は2019年8月に取材・撮影した内容です 私たちが使う便利なアプリの数々は、“プログラミング言語”によって作られています。言語の種類は数え切れないほど存在していますが、「多くの人々に利用されているもの」となると、ごくわずか。優れたプログラミング言語を生み出せる人物は、世界的に見ても一握りなのです。 その数少ない人物のひとりが、日本にいます。プログラミング言語・Ruby(ルビー)の作者である、ソフトウェア技術者のまつもとゆきひろ( @yukihiro_matz
