中学二年生の女子生徒さんから相談DMが来ました。 「彼氏に誘われてすることになったのですが妊娠は避けたいのでコンドームを買おうと思います。どこに売っていて、どうやって使うのかがわかりません。教えてください。」 というものでした。 なのでここでその返信を続けたいと思います。
性行為の内容や避妊の手順について、学校ではどこまで教えるべきなのか。ドイツ出身のコラムニスト、サンドラ・ヘフェリン氏は「ドイツの学校では生徒が知りたいことはすべて教える。バッシングを恐れて何も教えない日本の性教育とは大きく異なる」という——。 日本人は性教育が足りない 日本に長く住む筆者は「日本と外国の文化の違い」についてよく考えます。なかでも最も違うなと思うのが「性のあり方」に関する考え方です。なぜなら日本でタブーなことがドイツでは当たり前だったりするからです。 代表的なものに「性教育」が挙げられます。 先日、ある番組が、緊急避妊薬について「日本で購入するには医者の処方箋が必要であること」、「でも世界の約90カ国では、医者の処方箋がなくても薬局で購入可能であること」を紹介しました。 すると、日本産婦人科医会の前田津紀夫副会長が「(薬局で買えるようになると)『じゃあ、次も使えばいいや』とい
中学校の性教育では、何をどこまで伝えればいいのでしょう。東京都内の公立中学校で行われた授業について3月と4月に記事を掲載し、朝日新聞デジタルでアンケートをしたところ、多くの声が寄せられました。東京都教育委員会での議論や専門家の意見も交え、みなさんと考えます。 現実見て正しい知識を 朝日新聞デジタルのアンケートには性教育に関する多くの意見や体験が寄せられました。一部を紹介します。 ●「セックスに関する(誤った)知識はインターネットで得た。女性が痛めつけられながらも喜んでいるような描写が多く、性交とはそういうものなのかと思っていた。今でも、性交のイメージには嫌悪感しかない。せめて正しい知識と互いに尊重する必要性、AVなど成人向けコンテンツはフィクションであることは、学校で等しく教えてほしい」(埼玉県・20代女性) ●「私自身、身近な友達から性的被害に遭ったことがあります。自分を大切にする気持ち
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