NXP Semiconductorsは「embedded world 2018」で、14nm FinFETプロセスを適用した組み込み向けの汎用アプリケーションプロセッサ「i.MX 8M Mini」を発表した。NXPは、「これまで主にスマートフォン向けのプロセッサに使われてきたFinFETプロセスが、いよいよ組み込みプロセッサにも適用される」と強調する。 CMOSからFinFETへ、「今がそのタイミング」 NXP Semiconductors(以下、NXP)は、ドイツ・ニュルンベルクで開催された「embedded world 2018」(2018年2月27日~3月1日)で記者説明会を開催し、多数の新製品を発表した。 そのうちの1つが、14nm FinFETを採用した、組み込み機器(モバイルを除く)向けの汎用アプリケーションプロセッサファミリー「i.MX 8M Mini」だ。 i.MX 8M