FAAの統計によれば、密航を図ったのは1947年以降、少なくとも126人に上った/BRUCE BENNETT/GETTY IMAGES (CNN) 米連邦航空局(FAA)は7日までに、旅客機の車輪収納室などに隠れた国外への密航行為に触れ、世界規模での発生件数の中で77%以上がこれまで死亡しているとのデータを公表した。 この種の密航を図ったのは1947年以降、少なくとも126人とした。 英ロンドンでは最近、自宅の庭で日光浴を楽しんでいた男性の至近距離に、上空を通過する旅客機に隠れていた男性が落下する騒ぎもあった。死亡したこの男性はロンドンのヒースロー国際空港への着陸態勢にあったケニア航空機内に潜んでいた。 FAAによると、密航のため旅客機などに忍び込んだ行為は計44カ国で発生。最多はキューバの9件で、中米のドミニカ共和国と中国が次いだ。最大で34件がアフリカ諸国の空港で発生していた。 米航空