「“急がば回れ”なんて、結果論でしかない」 「だからトップを目指すんだよ」河野太郎の行動原理はたったひとつの“嫌い”に集約されていた 今、もっとも国民と距離が近い政治家…と言っても過言ではない政治家のひとり、河野太郎さん。 2015年に初入閣を果たすと、国家公安委員会委員長、行政改革担当、国家公務員制度担当、内閣府特命担当大臣など重職をいくつも兼任。その後も新型コロナウイルス感染症ワクチン接種推進担当など、数々の要職を歴任されてきました。 実績・キャラクターともに圧倒的な存在感を放つ河野さんを見ていて、「この人はいったい、“仕事人”としてどんな力が優れているんだろう?」と筆者はずっと気になっていました。 そこで、ダメもとで「河野さんを、僕らと同じいち“働き手”として分析する取材をしたいです」とメールをお送りすると、なんとご本人から「はい、日程調整します」と一言、お返事が。 政界に改革の嵐を