アーヴィン・ラズロ博士からラスタム・ロイ博士へ 今回第2弾としては、ラズロ博士の著書「コスモス」から、誌面の関係で前回掲載できなかった部分について、触れます。それは代替医療「ホメオパシー」について述べている一節です。その後で、ラスタム・ロイ博士の研究について、解説していきます。 「ホメオパシー」について概要を述べれば、植物の抽出液などの薬効成分を水に溶かして治療薬を作ります。ですが、そのままでは副作用が強すぎる場合もあるので、例えば100倍量の水を加えて原液を希釈します。ホメオパシー薬(レメディーと呼ばれます)の効果は、希釈すればするほど大きくなると言われているので、通常、希釈の操作を何度も繰り返していきます。例えば100倍希釈を30回繰り返して作られたレメディーは30C、200回繰り返して作られたレメディーは200Cと呼ばれます。 30Cの場合には10の60乗倍、200Cの場合には10の
私は、代替医療関連3学会の学会員になったが、残念ながらホメオパシーの有効性を示すものは、ほとんど存在しないというシンプルな事実がある。すなわち、ホメオパシーにはプラセボ二重盲検法で効果有りとする結果は皆無に近いのだ。ということは、仮に効果があったにしても、論理的には、最高でもプラセボと同等であることになる----即ちホメオパシーは「プラセボ」に過ぎないということなのだ。 ヨーロッパの医大で自然療法として扱っているにせよ、ハーブ療法のように生化学的基礎の有るものとしてより、従って、プラセボの要素が強いものとして利用されていると思われるのだ。 例えば、英国ではヒーラーの手かざしにさえ保険が効くが、ヒーラーは国家登録制だ。怪しげな新興宗教の人間でない者による心理的癒しで治ってもらえば、長期の薬物治療より安く上がるから許可しているという現実主義を感じる。ホメオパシーの扱いもその程度のものではないの
日本に於けるホメオパシー団体の代表格であるホメオパシー・ジャパン代表の由井寅子氏による文章が色々な意味で面白い。具体的には、「科学的に見せかける」ための無意味なキーワードが羅列されていて信者を感心させるように作られているが、そうでない人を笑わせる結果となっている。 性質上、全文引用しつつ解説してゆく。文中の脚注及び強調表示はすべて引用者によるものであり、原文にはない。 なお、文がやたらと長くて脚注との照合が面倒かも知れないが、ブラウザによっては多分カーソルを註のリンク箇所に乗せて2秒ぐらい静止させると内容が見えると思う。 波動の世界 1999年11月 ホメオパシーの理論と実践 ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー学長 由井寅子 I ホメオパシ−とは? ホメオパシーとは、「健康な人に投与してある症状を起こさせるもの(毒)は、その症状を取り去るもの(薬) になる」という「同種の法則」を根本
てんかん(癲癇)と生きる 外傷による側頭葉てんかん(癲癇)、情動発作について日々の雑感などを書いて行きます。同情されるためでも、てんかんをめぐる世情を糾弾するための日記でもありません。 プロフィール [ルームを見る|なうを見る] ニックネーム:moon-3 自己紹介: 私は四十代の男です。(どんなヤツであるかはルームをご覧ください) 幼稚園児のとき園内で、側頭部を陥...>>続きをみる ブログジャンル:健康・医療/闘病 メッセージを送る アメンバーになる プレゼントを贈る [記事作成・編集] 最近の記事一覧 医療の「手段」からホメオパシーであること自体が「目的」に。 盛夏、猛暑、午後六時、地下鉄の駅で。 類さん、危ない!? そして、現代のアンバランスの話。 マスメディアが背負う責任の重さ。医療にまつわる記事について。 医療従事者のありかた。ホメオパシー死での責任転嫁。 医療費の控除を受けな
早朝の民放テレビの情報番組では、小学生にマイクを向けて「夏休みの自由研究はなにをするの」と取材していました。
朝日記事に日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)が反論されています。冒頭に 8月5日付朝日新聞朝刊、社会面にトップに掲載されている1.〜8.の記事内容について、日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)からコメントします。 http://www.asahi.com/national/update/0804/TKY201008040482.html こう書いてあるので間違いないでしょう。○数字はウェブ上では文字化けしやすいので、これを修正している事は御了解下さい。今日は日本ホメオパシー医学協会(長いのでJPHMAもしくはホメパチ協会と略します)の反論にそって解説してみたいと思います。 ■冒頭部 この山口の訴訟については、昨日、第1回の口頭弁論が始まり、JPHMA会員の助産師側は、損害賠償請求の棄却を求めています。つまり、原告の請求事実を認めず、裁判の場で争い、事実を明らかにしていくというプロセス
朝日新聞は7月31日の記事で「ホメオパシー」を名指しした上で、山口のビタミンK2不投与訴訟に言及してホメオパシーの批判記事を掲載していた*1が、8月5日*2には、さらに踏み込んだ内容の記事を公開した。押さえるべき点は余すことなく書かれているが、特に日本助産師会に取材し、兼ねてからホメオパシーとの密接な関係が取り沙汰されていた日本助産師会理事の神谷整子氏から具体的な話を聞き出したのは、かなり決定的だったように思う。 テレビ番組で取り上げられたこともある有名助産師で、昨年5月から日本助産師会理事を務める神谷整子氏も、K2シロップの代わりとして、乳児にレメディーを使ってきた。 取材に応じた神谷理事は「山口の問題で、K2のレメディーを使うのは、自重せざるを得ない」と語る。この問題を助産師会が把握した昨年秋ごろまでは、レメディーを使っていた。K2シロップを与えないことの危険性は妊産婦に説明していたと
◇ゲームと子供・過度に依存すると『発達障害』にも?◇ 近年になって、出版界では『ゲーム脳』といったような言葉が目に付くようになりました。これは発育途中の子供の脳が、ゲーム端末機などを長時間にわたって使うことで一種の「発達障害」を来たしているとみる立場から、その脳の状態を指して命名されたもののようです。 ところで、子供たちの生活のなかでゲーム遊びに費やす時間が増えていることは、かなり前から指摘されていたことです。実際に子供たちと一緒にいれば、ゲームがどれほど子供の日常生活のなかに入り込んでいるか、すぐにわかります。それではなぜ、今頃になってこのような言葉が出てきたのでしょうか? ●子供にとってゲームは毒か? 今では世界中の子供たちが、日本のメーカーが作るゲーム機を欲しがっています。ニン○ンドーとかソ○ーなどといった会社名は、どこの国の子供たちも知っているようです。また、子供だけではなく成人が
農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日本酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 NATROM先生のブログ で知った記事です。 「授業参観、香水控えて」 学校「過敏症の子に配慮を」 http://www.asahi.com/national/update/0214/NGY200902130016.html 授業参観では、香水やにおいの強い整髪料は控えて――。化学物質過敏症の人たちが学校などの公共の場で被害を受けることがないよう配慮を呼びかける動きが、全国の自治体に広がっている。患者の支援団体によると、千葉、岡山、広島の3県と21市町が、ポスターなどで啓発を進める。とはいえ、化学物質過敏症への認知度はまだ低く、自治体側には表現方法などをめぐって戸惑いもあるようだ。 「子どもによっては、保護者の整髪料や香水などに反応して息
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