8月31日付けの河北新報で、8月30日に福島県富岡町で行なわれた、福島第一原発で増え続けるトリチウムを含む排水の処分方法を巡る公聴会の記事を目にしました。 以来悶々とした日々を過ごしています。 河北新報の記事では、 原子力規制委員会が「唯一の方法」とする海洋放出に、登壇者の大半が反対した。とありました(記事はこちら)。 特に福島県漁連の方が強く訴えたのは、「風評」の問題でした。 これまで福島県漁連が試験操業で地道に積み上げてきた努力についてはこちらのブログで詳しく紹介されていますが、ここでも一番の懸念材料として「風評」が挙げられており、その問題が福島県だけに収束されていて、世間ではまるで取り上げられてこなかった事に対する政府への不信感が綴られています。 私が一番引っかかっているのは、トリチウムを含む排水(以下「トリチウム水」と記述)を放出する場合、【どこに放出するのか】という課題がまるで議
![トリチウム水放出問題は、どうすれば国民的議論に出来るのか - 杜の里から](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c0208357bc7e1b575f19e48d8892cb616d424742/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogimg.goo.ne.jp%2Fuser_image%2F25%2Fcc%2Ff920a282889da6dd98bd1e1e87c5aef6.jpg)