発足間もない第4次安倍改造内閣に、早くも暗雲が立ち込めているようにも思う。その要因は、今回科学技術・IT担当大臣として初入閣した平井卓也衆議院が所属する議員連盟の存在である。 安倍内閣 初入閣・平井科技担当相は「EM菌議連」幹事長(毎日新聞 2018年10月3日) 初入閣の平井卓也・科学技術担当相は3日の記者会見で、科学的裏付けのない有用微生物群(EM菌)の利用を目指す超党派の「有用微生物利活用推進議員連盟」幹事長を務めていると明らかにし、「EM菌を使っている方がたくさんいるので幹事長を引き受けた。中身はよく知らない」と釈明した。 議連は2013年末に国会議員約50人で発足。平井氏は活動について「障害者施設でEM団子を作ったり、EM農業をやったりしているところを激励に行った。(大学教授の)話も議連で一度聞いたが、ちゃんと答えられるだけの知識は持っていない」と述べた。 EM菌は、水質浄化など
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