株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
質問(ペンネーム:だるまゆき、一児の母、専業主婦、40歳、東京在住) 原発事故以来、私たちの生活は大きく様変わりしてしまいました。警戒区域内から避難している方たちはもちろんのこと、東日本に住んでいる人々が放射性物質の汚染について考えない日はありません。スーパーで買い物をする度に産地の表示が気になりますし、食品の規制基準値が定められているけれど、本当にこの基準が守られているのか?不安を感じます。 実際の汚染はどうなのか、心配が必要なレベルなのか、生活する上で(特に食生活で)気を付けなればならないことは何か、など、確かな情報が欲しいと思う毎日です。現在、日本の原発事故に関するスウェーデンでの報道はどのようになっていますか? ♪放射性安全庁の担当者に聞く 先日、スウェーデンの放射線安全庁(Swedish Radiation Safety Authority)の危機対策課のヤン・ヨーハンソン(J
「水はなんにも知らないよ」 左巻健男著 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007年2月発行 1050円(税込み) 「水に『ありがとう』と書いた紙を見せて凍らせるときれいな結晶になる」という奇妙な言説を聞いたことがあるだろうか。 「ない」という人は幸福だ。「ある」と答えつつ、すぐに「なにをバカな」と笑い飛ばした人もまた健全である。しかし「そんなこともあるかも」とか「なんとすばらしいことだ」と思った人は、奇妙な論理にとらわれてしまった人である。 水がどのような条件で、どのような結晶を作るかは、中谷宇吉郎による記念碑的な研究により解明されている。物理的条件さえそろえれば、水がどのように結晶するかはコントロールできるのだ。そこには、「ありがとうと書いた紙を見せる」「ありがとうという念を送る」といったあいまいな条件が入る余地はない。 ところが、この奇妙な言説はここ数
私たちが体に「いい」「悪い」などと信じ込んでいる健康常識には、実にいろいろなものがありますが、それらの中には、科学的にその効果が否定されたり、またはっきりしないものもあるようです。 例えば、消費者に人気が高い抗酸化サプリメントのビタミンCやEですが、最近の研究報告によると、これらの抗酸化ビタミンには、遺伝子タイプにより「効く人」と「効かない人」がいることが明らかにされています(MedWaveに関連記事)。また2004年に米国では、高用量のビタミンEの摂取はかえって健康を害するとの研究結果が報告され、サプリ好きの米国民に衝撃を与えました(参考記事:高用量のビタミンEは有害!?)。 栄養補給のためのサプリメントに限らず、最近は様々な“健康に良さそうなもの”が登場しています。またスーパーなどでは、無農薬の野菜や添加物不使用をうたった総菜なども売られています。しかし、無農薬だからといって、必ずしも
“安全”な食べ物を食べたい。だから野菜や果物は無農薬のものを選ぶ──。健康への関心が高い人の中には、こういった主義の人も少なくないのではないだろうか。農薬は、害虫や伝染病などの被害から植物を守る強力な化学薬品。そのような薬剤を使って育てられた果物や野菜に農薬が残留している可能性は、もちろんゼロではない。 しかし、無農薬だからといって安全と本当に言い切れるだろうか? 実は、無農薬で育てた果物や野菜の方が、農薬を使って育てたものよりも、人が食べた場合にアレルギー症状を引き起こしやすい物質が多く含まれているという研究結果があるのだ。 この研究結果を報告したのは、近畿大学農学部講師の森山達哉氏らのグループ。一般に、果物や野菜によるアレルギーの原因となるのは、広く植物に含まれる「感染特異的たんぱく質」と呼ばれる物質だ。 我々が食べる果物や野菜には、カビや虫などの被害から植物自身を守る“免疫”の
“食品の裏側”を明らかにする(前編) 「何を選択するか」が消費者には求められている 『食品の裏側 みんな大好きな食品添加物』 (東洋経済新報社) 著者 安倍 司 氏 「今日一日であなたは何種類の食品添加物を口にしましたか?」――こう聞かれて、即答できる人物がいる。いま話題の本『食品の裏側 みんな大好きな食品添加物』(東洋経済新報社)の著者、安部司氏だ。かつて食品添加物の専門商社に勤め、「歩く添加物辞典」とまで呼ばれた安部氏は、私たちが普段口にしている食品の“裏側”を熟知しているのだ。実際、安部氏の本を読むと、現代の食卓がいかに添加物に依存しているかよく分かる。しかし、この本が従来の添加物を取り上げた本と大きく異なっている点は、「危険性だけを騒いでも意味がない」としているところである。安部氏が、著書を通じて消費者に最も伝えたかったこととは何か話を聞いた。 安部: 手作り
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