「電子まんがナビゲーター」は荒俣が戦後日本のマンガ界を切り拓いたマンガ家たちを訪ね、マンガ文化の本質を探る企画。マンガは今でこそ世界に通用する文化として認められているが、長きにわたり低俗で子供に悪影響を与えるものとされてきた。こうした逆境の中で、マンガ家たちがどのような試行錯誤を繰り返してきたのかに迫る。 第1回の対談相手は荒俣の師匠の一人であり、また盟友でもある水木しげる。描きたいものと売れるもののギャップ、心身ともに健康でいる秘訣などを語った。連載は毎週金曜に更新が行われ、毎月作家が入れ替わる。9月には竹宮惠子、10月にはちばてつやが登場する予定だ。