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ブックマーク / about-h.hatenadiary.org (3)

  • ひきこもりは弱者か? - ひきこもりについて考えるところ

    ひきこもりは弱者なのであろうか? ひきこもり状態では「学校に行けない!」「外に出られない!」「働けない!」「何かしなくちゃいけないんだけど何も出来ない!」という思いを当事者は永遠と抱え続ける。「外に出る」「働く」といった目標を立てて、実行しようとするが、体が動かなくて、結局、目標を達成できなくなる。そしてよりいっそう自信を失っていく。 しかし、よく考えてみると、もし、学校に行くことが普通でなくて、働くことが普通でなくて、毎日何かしなくちゃいけない訳でなかったら、悩む必要なんて無い。そして無駄に目標をたてたり、自信をなくしたりするも必要はない。そもそもひきこもり状態はダメなものとしてみなされないし、そういう状態は「普通」とみなされるはずだ。 ひきこもりが(道徳的に)嫌悪されたりするのは「ひきこもり」という状態が社会的に「そうあってはいけない状態」だから。 社会が変われば「ひきこもり」は許容さ

    ひきこもりは弱者か? - ひきこもりについて考えるところ
    Ohgyoku
    Ohgyoku 2005/06/26
    自分は弱者か。
  • 代理表象の暴力性 - ひきこもりについて考えるところ

    「代理表彰表象の暴力性」というものがある。 id:about-h:20050104では「カテゴリーをつくるということは、多様性を葬り去り、まるで一つのモノであるかのように扱ってしまう」と述べた。ひきこもりと言っても、多種多様な人がいて、それぞれ人生も体験も環境も違うのにもかかわらず、「ひきこもり」という言葉で十把一絡げに扱う。そして、「ひきこもり」とは何かと語るとき、全員が語ることはできないから、少数の経験者などが「代表」して「ひきこもり」というものを語ることになる。 語ることのできる経験者は少数だし、必ずしも「ひきこもり」の典型だという保証もない。 そして、さらに言うなら、そこには隠蔽の暴力性がつきまとう。 比較的元気なひきこもりが「ひきこもり」について語ると、その人よりも状態の悪い人たちが隠蔽されるということになる。学歴のあるひきこもりが語ると、学歴のないひきこもりが隠蔽される。金に困

    代理表象の暴力性 - ひきこもりについて考えるところ
    Ohgyoku
    Ohgyoku 2005/06/23
    隠蔽効果は本当に「必ず」発生するのだろうか。或いは「語る」方法によって相殺できないのか。
  • ニートという言葉に危機感を覚える - ひきこもりについて考えるところ

    個人的にはあまり危機感のようなものは無い。むしろありがたいという気持ちがある。「ひきこもり」というものに居場所が感じてしまう人たちは総じて元気をなくしていってしまうので、そういう人たちを吸収してくれれば、「ひきこもり」という言葉に足をすくわれる人は減るはず。ニートという言葉もありがたいじゃないか、と歓迎しているところがある。 ニートは働けないと言っても、中には、働けるのに働いてない「怠け者」がいるんじゃないか? 昨日そういう言葉をある方からいただいた。たぶん間違ってない。 ひきこもりに同様のことが言われる。でもニートの方が糾弾される確率は高い。原因は言わずもがな「働かない奴は怠け者だ」という考え方から来ている*1。 朝日新聞2004年6月7日朝刊に香山リカが「きまじめなニート」という寄稿をしている。 もちろん、中には「お気楽なニート」もいるだろう。そういう人は、意外に要領よくアルバイトをし

    ニートという言葉に危機感を覚える - ひきこもりについて考えるところ
    Ohgyoku
    Ohgyoku 2005/06/18
    考えざるを得ない、考えずにはいられない人々。
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