2007年2月22日、ヌヤラ(%%Nyala%%)の%%Otach%%難民キャンプで自分の部屋にたたずむ避難民の少女。(c)AFP/MUSTAFA OZER 【5月30日 AFP】国連(United Nations、UN)の潘基文(バン・キムン、Ban Ki-Moon)事務総長は29日、ダルフール(Darfur)への平和維持部隊の派遣を確実にするため、時間的猶予を求めた。同日、米政府はスーダン政府への新たな国連安全保障理事会(UN Security Council)の制裁決議案採択を強く要求した。 潘事務総長は、ダルフールへのアフリカ連合(African Union、AU)と国連平和維持軍の合同部隊派遣について、スーダン政府を説得したい考えで、記者団に対し「もう少し時間が必要」と明らかにした。潘事務総長は米政府に対し制裁措置の延期を求めていた。 同日先刻、ジョージ・W・ブッシュ(Georg
カンヌ映画祭でパルムドールに次ぐグランプリを受賞した、河瀬直美『殯の森』(2007)を、NHKハイビジョン放映にて観る。奈良の山間部、グル−プホームでは、認知症のしげき(うだしげき)が、亡妻の33回忌になっても今だに妻のことを忘れられずにいる。そのホームに幼い子どもを亡くし離婚した真千子(尾野真千子)が介護福祉士として赴任する。主任の和歌子(渡辺真起子)は、心を閉ざした真千子を見守っている。 冒頭の光景は、風にゆれる森や茶畑が遠景で捉えられ、葬儀の列が静かに進んで行く。ホームの様子が映され、お坊さんが、<しげき>の「私は生きているんですか」という質問に、生きているとは二つのことがあり、一つは食べたり、飲んだりの日常生活があり、もうひとつは魂が自覚されることであるという。このお坊さんの言葉は、映画の後半に森のなかで展開される、<しげき>の妻の墓参りに付き添う<真千子>の、葛藤から融和への<魂
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