スーダン・ダルフール地方のニャラ(Nyala)の難民キャンプで、青空学級に参加する子どもたち(2005年1月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOSE CENDON 【12月18日 AFP】スーダン・ダルフール(Darfur)地方の慈善団体連合会「ダルフール・コンソーシアム(Darfur Consortium)」は17日、政府軍や民兵組織がこれまでに同地方で子ども・女性を含む数千人を誘拐し、強制労働をさせたり、性の奴隷にしているとする報告書を発表した。 報告書によると、誘拐されるのは大半が女性や少女で、性的暴行を受けたり強制的に結婚させられたりしており、首都ハルツーム(Khartoum)に連れて行かれて兵士たちの性の奴隷や家政婦にされるケースもあるという。一方、誘拐された男性や少年は農場で強制的に働かされており、その証拠を今回初めてつかんだとしている。 今回の報告に対し、スーダン政府から
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