文学に関するOttilieのブックマーク (7)

  • 【光る君へ】第10回「月夜の陰謀」回想 陶淵明と古今和歌集が象徴した2人の違い 「志」を説くまひろと「心」を訴えた道長 紀貫之「仮名序」の影響力とは

    大河ドラマ「光る君へ」。満月に見守られた廃邸で繰り広げられたどこまでも美しいラブシーン。弦楽合奏を中心に奏でられる2人の愛のテーマも、もうおなじみでしょう。思わず涙した方も多いかと。とはいえ、まひろの涙が象徴するように「恋の成就」の喜びとは言えない、複雑な余韻を残す場面でもありました。互いに激しく求めつつ、すれ違ってもいくまひろと道長。切ない情景でした。(写真は注記のあるもの以外NHK提供) 歌に込めるものは「心」なのか「志」なのか 2人の思いの微妙な違いが和歌と漢詩のやり取りに象徴されていました。道長が送ったものは3つ。いずれも最古の勅撰和歌集である「古今和歌集」からの引用です。最初の歌は「巻第十一 恋歌一」から。次の2つは「巻第十二 恋歌二」から。五つの巻からなる恋歌のパートの最初のシリーズで、いずれも恋の始まりを現す歌を集めています。

    【光る君へ】第10回「月夜の陰謀」回想 陶淵明と古今和歌集が象徴した2人の違い 「志」を説くまひろと「心」を訴えた道長 紀貫之「仮名序」の影響力とは
  • 川野芽生「腐りゆくオフィーリア、きわめて巨きな」|ffeen pub(フィーン・パブ)

    520円で『FFEEN vol.3』収録の全作品が読めるようになります。※アンソロジーは他の『FFEEN』シリーズと一緒に一冊の紙書籍にまとめられ、2024年の春に刊行される予定です。重複して買いたくない方、紙書籍版だけ買いたい方は、ご注意ください。

    川野芽生「腐りゆくオフィーリア、きわめて巨きな」|ffeen pub(フィーン・パブ)
  • アメリカ文学の新古典 - 集英社新書プラス

  • 【実録レポート】ブラジルの俳句大会に初参加してみたら

    ブラジル、リベイロン・ピーレス市で行われた第28回虚子忌全伯俳句大会(photo by Aika Shimada) 「俳句をやらないか?」 私がブラジルに来てから長くお世話になっているカラオケの先生ひでさんのお誘いを受けてから、もう10年経っていた。 こちらに着いてからブラジル文化研究に夢中だった私は、なかなか俳句の世界に足を踏み入れずにいたが、ひでさんが懲りずに誘ってくれたおかげで、素晴らしい体験ができたのでレポートしたい。 毎年4月21日に、日が誇る俳人、高浜虚子(1874/2/22 - 1959/4/8)の命日「虚子忌」に合わせた特別な句会があるそうで、サンパウロ市内から貸し切りバスで1時間弱離れた町に集まることになっている。 面白そうなのでぜひ取材をしたいと申し入れると、「何いってるんだ。一緒に行くなら参加しなさい」と、ひでさんは言う。 これまで一度も俳句を詠んだことがないと言い

    【実録レポート】ブラジルの俳句大会に初参加してみたら
  • 詩人の副業、詩の日常――「パターソン」【コラム/スクリーンに詩を見つけたら】 : 映画ニュース - 映画.com

    詩人の副業、詩の日常――「パターソン」【コラム/スクリーンに詩を見つけたら】 2022年5月21日 08:00 「パターソン」Photo by MARY CYBULSKI (C)2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved. 古今東西の映画のあちこちに、さまざまに登場する詩のことば。登場人物によってふと暗唱されたり、ラストシーンで印象的に引用されたり……。古典から現代詩まで、映画の場面に密やかに(あるいは大胆に!)息づく詩を見つけると嬉しくなってしまう詩人・大崎清夏が、詩の解説とともに、詩と映画との濃密な関係を紐解いてゆく連載です。 今回のテーマは、ジム・ジャームッシュが監督を務めた「パターソン」です。 「詩人」の肩書きでいろんな仕事をするようになる前から、私もことあるごとに「詩でべていくのは難しい」という話を耳にしてきた。でも、どこからどこまでを「詩でべる

    詩人の副業、詩の日常――「パターソン」【コラム/スクリーンに詩を見つけたら】 : 映画ニュース - 映画.com
  • ぐりとぐらのメガソーラー開発

    中古不動産投資家のぐりと金融ブローカーのぐらは、おおきなアタッシェケースをもって、もりのおくへでかけました ぼくらのなまえは ぐりとぐら このよでいちばんすきなのは 鞘抜きすること 稼ぐこと ぐりぐら ぐりぐら 「中古マンションを適当にリノベしたら、利益をたっぷりのせて売ろうね」 「仕入れた中古アパートの空き部屋をいっぱいにしたら、利回りに目が眩んだ素人投資家に高値で掴ませようね」 と、2ひきがはなしながらいくと・・・ まあ!みちのまんなかに、とってもおおきな 原野が落ちていました 「やあ、なんて広大な敷地だろう 営業マンがインセンティブで自分用のアパートが建てられるくらいの戸数のダイワハウスのアパートが建てられるぞ」 と、ぐりがいいました 「毎日豪遊しても使いきれないくらいチャリンチャリンとお金が入ってくる規模のコインパーキングができるぞ」 と、ぐらがいいました 「それよりも、メガソーラ

    ぐりとぐらのメガソーラー開発
    Ottilie
    Ottilie 2020/12/31
    この文体模写がすごい2020。メガソーラーには小動物などが住みつくそうなので、遠い未来の仔ねずみたちのお気に入りのお話になるかもしれませんね。
  • 増刷した「文藝」秋季号の特集「世界の作家は新型コロナ禍をどう捉えたか」より川上未映子氏のエッセイを特別公開!|Web河出

    文藝 単行 - 日文学 増刷した「文藝」秋季号の特集「世界の作家は新型コロナ禍をどう捉えたか」より川上未映子氏のエッセイを特別公開! 川上未映子 2020.07.22 発売中の秋季号は発売4日での増刷が決定し、大幅リニューアル後、6号中3号が増刷した「文藝」。今号では夏季号の緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」に続き、「世界の作家は新型コロナ禍をどう捉えたか」と題し、コロナ禍の中で世界の作家が紡ぐ言葉を特集しました。その中から今回、イギリスの文芸誌Granta掲載の川上未映子さんのエッセイ「花がより美しくみえる」を特別公開します。 花がより美しくみえる 川上未映子 これを書いている今は、2020年5月9日。政府から自粛要請が出てから約一ヶ月が過ぎようとしている。東京や渋谷、新宿や品川といった巨大な駅からは人の姿はすっかり消えたけれど、徒歩圏内にある商店街や駅前な

    増刷した「文藝」秋季号の特集「世界の作家は新型コロナ禍をどう捉えたか」より川上未映子氏のエッセイを特別公開!|Web河出
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