「泡菜」(パオツァイ)とは、野菜を生姜、唐辛子、花椒(かしょう・中国山椒)などの香辛料と塩水に漬け込んで作る、中国四川省が発祥の発酵食品です。生で食べられる野菜ならほとんどのもので作ることができ、冷蔵庫でキーンと冷やせば、夏向き漬け物になります。 「泡菜」の作り方 野菜を漬け汁に1週間から10日間漬けるだけです。発酵熟成した漬け汁はおいしくなっているので、その汁を使ってまた新しい野菜を漬けることができます。漬けた翌朝(冷蔵庫なら2~3日)には浅漬けのサラダ感覚で、じっくり漬ければ酸味が効いて浅漬けとは一味違った深い味わいになります。漬け汁が減ったら、味を見ながら水や塩、その他の材料を足していきます。 また、漬け汁は炒め物や餃子のたれの調味料としても使えます。 【材料】 今回はダイコンとニンジンで作りますが、野菜はこの他にキュウリ、セロリ、パプリカ、きゃべつなどがおすすめです。ダイコンやニン