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  • 「アルプスの少女ハイジ」で高畑演出が目指したもの

    HOMEへ戻る 「高畑勲論」トップへ戻る 「アルプスの少女ハイジ」で 高畑演出が目指したもの 文責/叶 精二 ※以下の文章は「BSアニメ夜話Vol.7 アルプスの少女ハイジ」(2008年3月26日/キネマ旬報社発行)に掲載されたものです。 ●なぜアニメーションなのか 高畑勲は頭を抱えていた。 「なぜ実写映画でやるべき『ハイジ』をアニメーションでやろうとするのか。」 1973年春頃、ズイヨー映像の高橋茂人社長との初会談で、ヨハンナ・シュピリ原作「ハイジ」のテレビ・アニメーション化企画を打診された高畑は、矢継ぎ早に以下のような「困難な根拠」を挙げたという。 1. アニメーションにふさわしい飛躍や誇張がない 2. アニメーションでなければ描けない別世界(ファンタジー)を築けない 3. アニメーションが最も苦手な日常芝居ばかりが必要 4. 過酷な労働に耐える覚悟と制作体制の構築が困難 5. 資金獲

    Ottilie
    Ottilie 2024/08/24
    原作からの改変、学びが多い。ロッテンマイヤーさんなりの愛情、ペーターの頼もしさ、クララの奮起、印象に残ってる。ピッチーのデザインは浮いてた気がする。
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