記者の質問に答える大阪市の平松邦夫市長=20日午前、大阪市北区、矢木隆晴撮影記者の質問に答える関西電力の八木誠社長=20日午前、大阪市北区、矢木隆晴撮影 大阪市の平松邦夫市長は20日、関西電力の八木誠社長と会談した。平松氏は、同社が要請した「一律15%節電」への対応は難しいとしたうえで、「脱原発」に絡めて節電に向けた情報開示を要求。これに対し、八木氏は「15%」の根拠に触れず、脱原発についても具体的な言及は避けた。八木氏は21日に大阪府の橋下徹知事と会談する。 市は関電株約9%を持つ筆頭株主で、八木氏は29日の株主総会を前に会談して市側に配慮したとみられる。しかし、会談が「すれ違い」に終わったことで他の自治体の対応にも影響を与えそうだ。 平松氏は関電本店での会談で、関電の節電要請について「一律15%は当然無理だが、節電は協力する」と申し入れた。今後のエネルギー施策については「次世代エ