中国 北京市の当局が、新型コロナの変異ウイルス、オミクロン株の感染者が市内で初めて確認されたことをめぐり、カナダから受け取った郵便物からオミクロン株とみられるウイルスが検出されたとしていることについて、カナダの保健相は17日、「異常な考え方だ」と不快感を示し、両国の主張の隔たりが浮き彫りになっています。 今月15日に、北京でオミクロン株の感染者1人が市内で初めて確認されたことについて、北京市の当局は17日の記者会見で「感染者は海外からの郵便物を通じて感染した可能性が排除できない」とする見解を発表し、その根拠として、カナダから受け取った郵便物からオミクロン株とみられるウイルスが検出されたことなどを挙げました。 カナダのメディアによりますと、デュクロ保健相は17日、北京市の当局の主張について「国際的にも国内的にも、われわれが行ってきたことと一致しない。異常な考え方だ」と不快感を示したうえで、専