中国・海康威視数字技術(ハイクビジョン)の監視カメラ(2019年5月22日撮影、資料写真)。(c)AFP 【2月9日 AFP】オーストラリア政府は9日、国防省の建物に設置されている中国製監視カメラについて、「安全性を完全に確保するため」に撤去すると明らかにした。 米英両政府も、安全性の確保が求められる場所に設置されている中国製監視カメラの運用を停止するよう省庁に命じている。両政府は、中国企業が政府からカメラが記録したデータを共有するよう迫られる恐れがあることを懸念していると説明している。 豪州の野党政治家がまとめたところでは、同国の250か所以上の政府の建物に少なくとも913台の中国製監視カメラが設置されている。これには、国防省や外務省、財務省などの施設も含まれていた。 豪州のリチャード・マールス(Richard Marles)副首相兼国防相は、国防省に関連した施設に設置されている全ての中
![豪、国防省関連施設から中国製監視カメラを全面撤去へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e0f3e120e70d5c089c98b68110777377cd02d5f2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F1%2F0%2F1000x%2Fimg_104ac363a901aa93eb24faa35f16ba6d128721.jpg)