〈アンジェラベイビーでもあるまいし 黙っててもアルマンドは降っていこない〉。ストーカー男に刺殺された平沢俊乃さん(25)が生前、SNSに綴っていた言葉である。夜の街でナンバー1に駆け上がるための心得をといた文章だが、積極的な接客姿勢が仇となってしまったのかーー。 【写真】セレブ感漂うホステス時代の平沢さん。投稿していた文章からは「ナンバー1」への強いこだわりを感じさせる 1年前、「もう大丈夫です」と自ら接近禁止命令を解除していた 数時間の張り込みの末、数十メートル追いかけ回して果物ナイフでメッタ刺し。首、腹、背中まで刺し傷は計数十カ所に及んだ。 「体を傷だらけにしてやろうと思った。結婚を前提に1800万円も援助してきたのに、返さなかったからだ」 5月8日未明、平沢さんの自宅マンション敷地内で現行犯逮捕された職業不詳の和久井学容疑者(51)は、こんな身勝手な供述をしているという。だが、和久井