ユングベリは自身の役割について、「中盤で落ち着いてボールを回すこと」と話す【Getty Images】 「ニホンニコレテ、ホントウニウレシイデス」 9月8日にアウトソーシングスタジアム日本平で行われた入団会見で、フレドリック・ユングベリはたどたどしい日本語であいさつし、会見の2日後には、ジュビロ磐田との静岡ダービーでJリーグデビューを果たした。あれから約1カ月半が経過した。 しかし、つま先のけがの影響もあり、現在までに90分フル出場した試合はわずか1試合にとどまっている。リーグ戦5試合(252分)、カップ戦2試合(73分)と、出場時間は期待されたほど多くない。この数字だけを見ると、チームを救う絶対的な外国人助っ人選手としては物足りないかもしれない。だが、ユングベリ加入後の清水エスパルスは、9試合を戦い、5勝2分け2敗(リーグ戦3勝2分1敗、カップ戦2勝1敗)と好調を維持している。 J