カテゴリ:建設史から読み解く首都圏の地下鉄道 > 総武・東京トンネル(横須賀・総武線) 地下水との闘い - 総武・東京トンネル(30) 公開日:2008年08月23日02:18 最終更新日:2022年1月31日 ※クリックすると目次ページを表示します。 両国~東京間の「総武トンネル」は1972(昭和47)年7月15日、東京~品川間の「東京トンネル」は1976(昭和51)年10月1日にそれぞれ営業運転が開始され、全長9,532mに及ぶ総武快速線・横須賀線の東京地下区間が完成した。だが、開業直後からこの区間ではある問題が発生するようになる。それは トンネル壁面から大量の地下水が漏れ出すこと であった。本記事ではその対策の歴史について眺めていく。 総武・東京トンネル周辺の地下水環境 東京都心から房総半島の下には南関東ガス田が分布しており、千葉県内では現在も天然ガス採掘が行われている。左写真(1枚
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