川崎市立南河原小学校(幸区都町)で2日、「さんま祭り」が開かれた。児童らがしちりんと炭火でサンマを焼き、秋空の校庭で旬の味覚を楽しんだ。 学校と地域でつくる同校学校運営協議会の主催。食育の一環として一昨年から開催しており、ことしは約80家族が参加した。 用意されたサンマ300匹は北海道の厚岸産で、川崎魚市場卸協同組合(柳幹雄理事長)が無償で提供。したたる脂でしちりんからは炎も上がり、児童らは悪戦苦闘しながらサンマを焼き上げていった。 5年生の島田優馬君(10)は「うまく焼けた。自分で焼いたのでいつものサンマよりおいしい」と話していた。