出典:日経コンピュータ 2014年6月12日号 pp.44-47 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 2014年5月、国産ベンダーが相次ぎSDNに関する発表を行った。OpenFlow規格の製品をいち早く投入したNECはソリューションを強化。富士通、日立製作所は他社との協業戦略を打ち出す。グローバルに目を転じれば、標準化の動きが活発化し、国産ベンダーへの影響は必至だ。国産SDNベンダーの最新動向を追った。 国産ベンダーが、ソフトウエアでネットワークを制御するSDN(ソフトウエア・デファインド・ネットワーキング)の新製品を相次ぎ発表した(表)。富士通は広域ネットワーク向けのSDN製品「Virtuora」の販売や、クラウドOS「OpenStack」に関するSDNベンチャー企業ミドクラとの提携を発表。日立グループは、ネットワーク機器を開発する日立金属が、NTTデータ