チョコレートパフェを食べる 月に二三度の楽しみ のっかっているフルーツを ひとつひとつ丁寧に食べ シリアルとチョコレートのハーモニーを味わう 美味しい 頬が緩む お昼はこのパフェだけでいい タバコ一箱分の贅沢 明日を生きる活力 甘い夢を見させてくれる 日々の疲れも癒やされる
固有名詞はなるべく使いたくない 時が経ち誰もそれの意味がわからなくなったり 知ってはいてももうほとんど役目を終えていたり 現代性とはなんだろう その時時に使われたものを書き込むことだろうか それは皮相に思う そもそも普遍的なものを書きたくて 風雨にさらされても消えないものを 目指して そんな大層な夢を見ながら キーを叩いている そのうちキーを叩くというのも 古びれるのだろう 新しい技術が産まれるのだろう テクノロジーに規定される人の形 社会はそのようにできている 人々の思いではなく 下部構造という言葉も廃れてしまったか 共同幻想はどうだ ドルは基軸通貨のままか 未来は見えない 未来を描くことは現在を書くこと 現在の延長を思うこと 未来のことは誰か別の人に任せる 今のことと昔のことだけ 書いていたい 今までに残った固有名詞は もう消えることはないだろう それが普遍性というものだ 未来へ残した
家賃を払って食費を計算すると ほとんど金は残らない ずっとそういう生活を送ってきたので 欲しい物がなくなってしまった たまの贅沢は甘いものを食べるだけ タバコを吸う本数も減らしている 服は着回しでサイズが合わなくなったり色があせたり それでも特に困らない 作業着を着ていればいい 詩を書いている お金にはならない でも書いている 書いているときだけ生きているような気がする 多分、詩を書くことが人間らしさの 最後の砦なのだろう 蟹工船 あそこまでは厳しい生活ではない ラオスの乞食 彼らのような元気はない 日々慎ましく生きているだけだ 欲も枯れてしまった 同じアパートに住むお爺さん タバコを吸うとき挨拶を交わす 彼は統合失調症で何年も入退院を繰り返し 今はこのアパートでひっそり暮らしているという 誰も会いに来ることもなく 楽しみは野球と相撲 自分は韓国の女としかヤッたことがない しつこいくらいに
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