イェール大学アシスタント・プロフェッサーの成田悠輔氏(38)の発言が物議を醸している。成田氏は以前からワイドショーなどで極端ともとれるような言動を繰り返しており、問題の発言は2021年12月に配信された『ABEMA Prime』で高齢化社会の対応策について私見を述べたときのこと。これが今になって拡散されたかたちだ。 【写真】三浦瑠麗、国葬参列の際に炎上した“露出多め”シースルー喪服姿 《僕はもう唯一の解決策ははっきりしていると思っていて。結局、高齢者の集団自決、集団切腹みたいなものではないか……》 続けて、 《僕はこれを大真面目に言っていて、やっぱり人間は引き際が重要だと思う。別に物理的な切腹ではなくて、社会的な切腹でもいい。過去の功績を使って居座り続ける人がいろいろなレイヤーで多すぎる。これがこの国の明らかな問題》 と持論を述べている。 この発言の拡散に反応したのは日本、というよりも世界
北朝鮮のミサイル発射実験が止まらない。2022年の発射数はこれまでの最多記録を更新し、合計100発近くにものぼる。11月18日に打ち上げられた最新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星17型」はアメリカ全土を射程に収める可能性があり、金正恩総書記は「核兵器の先制使用も可能」と嘯く。 【写真】この記事の写真を見る(4枚) だが、厳しい経済制裁下にもかかわらず、北朝鮮はなぜ核・ミサイル開発を続けることができたのか?――その謎を解くカギになるのが、世界平和統一家庭連合(以下、統一教会)から北朝鮮への送金である。 米国防総省(ペンタゴン)情報局(DIA)は、統一教会が4500億円もの巨額の資金を北朝鮮に送金していたとの情報を掴んでいたことが、「文藝春秋」の調査で判明した。 「北朝鮮に4500億円を寄贈した」 1991年12月、統一教会の文鮮明教祖は北朝鮮を訪問し、金日成主席(当時)と初会談。統一
Twitter上で過激な発言を繰り返し、炎上を繰り返していたユーザーが大手メディア共同通信社の記者だったことが「週刊ポスト」の取材でわかった。 【写真15枚】目を背けたくなるヘイト発言の数々 特定されるや「言い訳」も ユーザー名は「桜ういろう」。いわゆる“左翼アカウント”として、数年前からユーザーに認知されていた。フォロワーは1.6万人にのぼる(現在はアカウントごと削除)。作家の百田尚樹氏や有本香氏らの有識者に執拗に絡み、〈【朗報】ホラノ門ニュース(編集部注:百田氏が出演していたニュース番組『真相深入り!虎ノ門ニュース』を指しているとみられる)の百田尚樹氏、やっと自分をサイコパスであることを自覚する。コバンザメの有本香氏もすかさず「『天才』は往々にして勝ち組サイコパス」とヨイショ!つーか、気付くの遅すぎ〉などと過激な投稿を繰り返していた。一般ユーザーに対しても〈ネトウヨ(ネット右翼の略称)
「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」といった主張が物議を醸している。発言者は、経済学者で米イェール大学のアシスタント・プロフェッサー・成田悠輔氏だ。 【図解】親が倒れてからでは遅すぎる「最強の介護施設」を探す5カ条 各界の重要ポストを高齢者が占めている日本の現状に対し、成田氏は、2022年2月1日、堀江貴文氏と対談したYouTube動画『【成田悠輔×堀江貴文】高齢者は老害化する前に集団切腹すればいい?成田氏の衝撃発言の真意とは』で、世代交代を本気で考えようとして、次のように述べている。 「(高齢の偉い人々を)1ミリも尊敬していないかのような雰囲気をみんなが醸し出すようになると、やっぱり誰しも周りに必要とされていない感をガンガン出されるとつらいと思うんで、少し世代交代につながるんじゃないか」 その後、高齢化が進む日本社会の解決策として、「安楽死の解禁・強制」な
子宮移植とは、健康な女性の子宮を子宮がない女性に移植すること。 慶応大学の研究チームが準備を進めているのは、母親や姉妹など親族が子宮を提供し、子宮移植後、子宮がない女性の卵子とパートナーの男性の精子との受精卵を入れ、妊娠・出産を目指すものだ。 ■子宮がない人は6万人現在、国内の20~39歳の女性で、生まれつき子宮や膣のない「ロキタンスキー症候群」の人は約3500人いるとされている。また、同じ年代でガンなどを理由に子宮を摘出する人は年間約2500人。こういった人をあわせると現在、約6万人が子宮がない状態だという。 ■子宮移植の現状子宮移植手術はサウジアラビアで2000年に初めて行われたものの出産には至らず。その後、2014年、スウェーデンで初の出産例が報告され、アメリカ、中国、ドイツなどでも実施された。 ことし10月までに、世界で行われた子宮移植手術は98例、実際に子どもが産まれたのは52例
旧統一教会をめぐる問題は、被害者救済法案の成立で一件落着とはいかない。本丸は言うまでもなく宗教法人格の剥奪だが、税制優遇などを手放したくない教団の抵抗、癒着を断ち切れない自民党のゴマカシ、「政治と宗教」に敏感な公明党の思惑が相まって遅々として進んでいない。関係者はイライラを募らせている。 【写真】旧統一教会の“テッシー”こと、勅使河原秀行氏の「30年前と現在」 ウェブサイト「Change.org」で実施中のオンライン署名「統一教会の宗教法人解散(法人格取消)を求めます」への賛同を呼びかけている旧統一教会の2世信者やジャーナリストら有志は9日、文化庁に約20.5万人分の署名を提出。霊感商法や高額献金などの被害が継続していることから、早急な対応を求めた。 その後の会見では、ジャーナリストの鈴木エイト氏が文化庁の担当者は「裁判所でひっくり返されないように証拠を固める」と発言したと紹介。解散命令請
《それってあなたの感想ですよね》 12月3日、Twitterでこう呟いたのは自民党所属の三谷英弘衆院議員(46)。法学者である東京都立大学の木村草太教授(42)の「共同親権」に対する見解を、“ひろゆき節”で嘲笑したとして波紋を呼んでいる。 【写真あり】「それってあなたの感想ですよね」のフレーズといえば、“ひろゆき”こと西村博之氏 木村教授は2日に、《「親権」は「子どものために行使すべき権限」だが、「共同親権」は「父母の平等」のための制度。子どもの利益だけなら、親権は合理的判断者が一人いればいい。 ここを誤魔化す限り、離婚後共同親権の建設的な議論は不可能。「子どもの利益を害するリスクはあっても、父母の平等を実現するか」が論点》とツイート。 この主張に、《わかりやすい》《親権を得た方の親が果たして子供にとってより合理的な判断をする親なのか? 》などと賛否が続出。 そんななか突如として、三谷議員
最近、続々と報じられる声優の体調不良。なりたい職業ランキングの常連にもかかわらず、アイドル活動をする多くの若手女性声優が体調不良を訴え、活動を制限したり休止したり、中には適応障害と発表するなどメンタルの不調を訴える人も。なぜそのような事態に陥っているのだろうか。 【映像】メンタル不調で辞めた元アイドル声優「きつかった」 メンタルヘルスの重要性が叫ばれる今、声優業界はどうあるべきなのか。23日の『ABEMA Prime』では、40年以上のキャリアを持つ三ツ矢雄二氏と、榎本温子氏の声優2人とともに議論した。 以前と比べて声優の仕事は変化してきているのか。三ツ矢氏は「今みたいに全ての声優さんが歌を出し、踊り、芝居もして、みたいなことは僕たちの時はなかった。それが変わったのは、2.5次元ミュージカルが流行り出した頃と、深夜アニメが増えたこと。深夜のアニメを見ているファンがまずキャラクターを好きにな
恋愛弱者比較・女性版前回の記事(恋愛弱者でも恋愛や結婚「できる者」と「できない者」とを分けるその差はどこで生まれるか?)の続き、女性版である。 女性版も男性同様、初婚の大部分を占める20-30代で7割の恋愛弱者に絞り、その未婚と既婚との差を明らかにした。男性と同じようなものになるのかと思いきや、女性は女性ならではの違いとなった。 結果が以下である。 男性の場合、同じ恋愛弱者でも既婚は未婚より「知性」「運動能力」「コミュ力」が高めだったのだが、女性の場合はそれらが全部反対である。むしろ未婚女性の方がわずかながら高い。 (前回の記事の男性版と見比べてみてほしい) ユーモア力はあまり役に立たない何より、未婚女性の「ユーモア力」がずば抜けて高いことがわかる。これは、別に既婚女性に「ユーモア力」がないわけではなく、恋愛弱者の未既婚で比較した場合に、既婚より未婚女性の方が圧倒的に「ユーモア力」が高いと
実際はペナルティのある「恋愛禁止」 昨日、AKB48の中心メンバー・岡田奈々がグループからの卒業を発表した。その原因は、先週のいわゆる“熱愛報道”にあると思われる。岡田本人も「幻滅させてしまいごめんなさい」と謝罪した。 AKB48には、かねてから「恋愛禁止」のルールがあると見なされていた。この“熱愛報道”直後には、AKB総監督の向井地美音が「恋愛禁止」ルールについて「改めて考え直す時代が来た」と発言して波紋を呼んでいたばかりだった。 だがその後、向井地がAKB48を運営するDH社に確認したところ、運営側は「恋愛禁止のルールはない」と表明。向井地も一気にトーンダウンした。そして岡田が卒業を発表した、という経緯だ。 つまり、AKB48に「恋愛禁止」のルールはないが、“熱愛報道”されたメンバーは辞めるという結果となった。状況的には、タテマエとして「恋愛禁止」ではないが、実際は「恋愛禁止」の掟を破
アメリカ軍の艦隊に次々と突撃していく若き日本軍兵士たち。特攻という無謀な作戦により6371人の尊い命が奪われました(日本側の戦死者:(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会による)。実はこの特攻には知られざる悲劇が隠れていたのです。 梅田和子さん(91)。終戦の年の1945年2月ごろ、疎開先近くの茨木高等女学校に転校しました。学校は兵隊の食料工場になっていて、梅田さんはチョコレートを紙に包む作業を命じられたといいます。そのチョコを上級生から命令されて食べた日が忘れられません。 (梅田和子さん) 「(チョコを)食べた瞬間にカーッときましたね。ちょっとおかしい、普通のチョコレートじゃないなとわかりました。チョコレート(を食べたら)クラっとしたと(父に)言ったら、父は『ヒロポン(覚醒剤)でも入っているんだろうな』と」 チョコレートにヒロポン(覚醒剤)が入っていたというのです。 (梅田和子さん) 「(先生か
汗をかいて「デトックス」は誤り 毒素排出にまつわる誤解とは【科学で明かす身近な謎】 ナショナル ジオグラフィック日本版一粒の真実から生まれる“デトックス神話”を科学的に検証してみた デトックスという言葉が流行語大賞にノミネートされたのは2007年のこと。以来、この言葉は私たちの生活にすっかり溶け込んでいる。「毒素を排出してきれいにする」のはとても魅力的だが、それだけに誤解も少なくない。誤った情報に振り回されないように、よく見かける“デトックス神話”のひとつである「汗をかいてデトックス」の真相を科学者が厳密に検証した研究を紹介しよう。
香港の事務所に掲げられたアムネスティ・インターナショナルのロゴ(2021年10月撮影、資料写真)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】イランの裁判所は、同国のいわゆる「目には目を」の報復法に基づき、3人の被告に片目を失明させる刑を言い渡した。現地紙が2日、報じた。 【写真】酸をかけられて失明した女性 首都テヘランの日刊紙ハムシャハリ(Hamshahri)によると、3人のうち1人は女性で、2011年にいさかいになった他の女性に酸を浴びせ、片目を失明させた。最高裁は禁錮刑と罰金に加え、右目をくり抜く刑を宣告した。 17年に刃物による襲撃事件を起こし、被害者の片目を失明させたとされる男にも同様の刑が言い渡された。3人目の被告の男は、18年に猟銃で友人の左目を失明させたとして有罪となった。同紙によると、被害者は被告に同様の苦しみを与えることを要求していた。 イランでは、被害者やその
恋愛強者の法則と働きアリの法則恋愛能力のある男女は、いつの時代も大体3割しかいない。 これを私は「恋愛強者3割の法則」と言っているが、これは、国の基幹調査のひとつでもある厚労省の出生動向基本調査においても証明されている。 統計の残る40年前の1982年以降2015年までの長期推移をみても、「婚約者または恋人がいる」率は、男性で21~27%の間、女性は23~37%の間で推移しており(直近2015年は男性21.3%、女性30.2%)、恋愛相手がいる率というのは大体3割前後でほぼ一定だといってよい。 「恋愛強者3割の法則」については以前こちらの記事で詳しく書いた。 →40年前から「恋愛強者は3割しかいない」のに「若い頃俺はモテた」という武勇伝おじさんが多い理由 かといって、残りの7割が恋愛が生涯に渡って全然できないということではない。 恋愛とは相手がいてこそ成立するものであり、相対的なものである
プロeスポーツチーム『CYCLOPS athlete gaming(CAG)』に所属していた女性プロゲーマー・たぬかなが、「身長170cm以下の男性には人権ない」などと差別発言したことで大炎上。同チームから2月17日付けで契約解除になった問題が一向に鎮火しない。 【全文公開】すでに削除されているプロゲーマーAyagatorの暴言投稿 炎上し続けるプロゲーマー界 同じチームに所属する別のゲーマー兼マネージャーKbaton(コバトン)についても、2016~17年にTwitter上で障がい者や同性愛者への差別的な暴言を連発していたことがネット上で拡散され、チームを運営する『ブロードメディアeスポーツ』は同選手についても2月18日付けで契約解除したとチームの公式サイトで発表した。 たぬかなが炎上したときも、「俺の所属チームで草」「こんな大事になるとは思わんかったわw」と他人事のようにツイートしてい
アニメ第3期となる『刀鍛冶の里編』が発表されてますます盛り上がりを見せる「鬼滅の刃」ですが、一部で入浴シーンについての議論で炎上が起きているという報道がされていました。 参考:『鬼滅の刃』入浴シーンが女性軽視と物議報道され炎上、原作ファン「作品を捻じ曲げようとする方がおかしい」 「鬼滅の刃」の甘露寺蜜璃の入浴シーンをカットするべきかどうかという議論が巻き起こっているというものですが、この炎上の発生の経緯に、現在の日本のネット炎上が作られる構造問題が浮き上がって見えますので、詳細にご紹介したいと思います。 個人的な結論からいうと、この炎上騒動はメディア報道によって作られた「放火的炎上」とでも呼ぶべき構造です。 アニメの放映から2日後に物議報道で話題に今回の一連の流れを時系列でたどると下記のようになります。 ■2月13日午後11時 テレビアニメで「鬼滅の刃 遊郭編」の最終回の放映時に、「刀鍛冶
なぜ分からないのか…。世界で最も権威ある医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)」上で5月、東京五輪の新型コロナウイルス感染防止対策に痛烈なダメ出しをした筆者らが、最新版「プレーブック」についてもバッサリだ。 論文執筆メンバーのアニー・スパロー博士とリサ・ブロッソー博士は16日、米「HILL」に寄稿。博士らは先のNEJMの論文の狙いについて「国際オリンピック委員会(IOC)がリスクに対してより思慮深く細やかなアプローチを取り、活動や場所に合わせてエアロゾル吸入を防ぐことに焦点を当てるよう推奨した」が、新たなプレーブックでも変化がないと指摘。「以前と同様に、エアロゾル吸入を認識していない。プレーブックはパンデミックの初期には感染の主要な手段であると考えられていた飛沫感染と接触感染に焦点を当てている」と、対策が不十分と断言した。 また、変異株についても「その存在や
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