【マラソン】川内、強化費500万円いらない!助成金も前代未聞の返納 川内はソウルで激走を誓った 【ソウル16日】17日のソウル国際マラソンに出場する公務員ランナーの川内優輝(26)=埼玉県庁=が現地入り。自己ベストの2時間7分台を達成した場合、日本陸上連盟の強化制度で年間最大500万円が支給される「シルバー」に認定される可能性が高いが、辞退する考えを示した。「必要ない」というのが理由。柔道界の金銭スキャンダルに発展した日本スポーツ振興センター(JSC)からの個人助成金も返納していたと明かした。 競技の報酬は結果だけでいい。川内は金浦空港で「2時間7分台を出すために来た」と決意を語った。世界有数の高速コースと見込んで海を渡った。7分台は2年前からの目標。だが、その先の報酬には無頓着だ。 陸連は新強化選手制度として、最大で年間1000万円の強化費を4月から支給する。まだ川内は名簿に入っていない