人工肛門を持つ「オストメイト」と呼ばれる障害者の温泉入浴を施設側が拒否するトラブルが1月、宮崎県央部の公的宿泊施設であったことが分かった。腹部に着けた排せつ物をためる装具を隠そうと、70代男性が洗濯済みの下着で入浴したのが原因。「宮崎県内でオストメイトの入浴拒否はこれまで聞いたことがない」という県は17日、再発防止のため、温泉など県内すべての入浴施設に障害への理解と適切な対応を求める文書を通知した。 (詳細は19日付朝刊または携帯サイトで) 【写真】オストメイトの入浴例。脱臭フィルターと呼ばれる専用のフィルターをテープで固定する(日本オストミー協会県支部提供)