28日夜、埼玉県富士見市の特別養護老人ホームで、入所している79歳の男が同じ部屋の80歳の男性の首をコードで絞めて殺害したとして、殺人の疑いで警察に逮捕されました。 28日午後9時半ごろ、富士見市鶴馬の特別養護老人ホーム「ウィステリア鶴瀬」から「入所者の男が入所者の男性を殺した」と警察に通報がありました。 警察が駆けつけたところ、入所者の鈴木恒太さん(80)がベッドの上で首にコードが巻かれた状態で死亡しているのが見つかりました。 警察が、同じ部屋の村井則義容疑者(79)に事情を聞いたところ、鈴木さんの首を絞めたことを認めたため、警察は29日朝、殺人の疑いで村井容疑者を逮捕しました。 警察の調べに対し、村井容疑者は「鈴木さんを殺したことは間違いない」と話し、容疑を認めているということです。 警察は2人の間にトラブルがなかったかなど事件の詳しいいきさつを調べています。