公衆トイレで集団で女性を乱暴して現金を奪ったとして、警視庁組織犯罪対策2課は集団強姦と強盗の疑いで、ともにトルコ国籍の埼玉県川口市前川の解体作業員、プナルバシ・オンデル容疑者(22)と、同市の無職の少年(16)を逮捕した。プナルバシ容疑者らは「無理矢理ではなかった」などと容疑を否認している。 逮捕容疑は、平成27年12月27日午前0時半ごろ、東京都内に住む30代の日本人女性を東京都北区のJR赤羽駅近くの公衆トイレに連れ込み、乱暴したうえ、現金9千円を奪ったとしている。プナルバシ容疑者らと女性に面識はなかった。 同課によると、プナルバシ容疑者らは昨年8月と10月に「親族間のトラブルがあり、トルコに戻れない」などとして難民申請をしており、審査中の期間に認められる「特定活動」の在留資格で日本に滞在していたという。 周辺の防犯カメラの画像などから関与が浮上した。