印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力 原発事故の復旧を目指す東京電力福島第一原発の原子炉建屋やタービン建屋内に、この4カ月間で計約5万トンの地下水が流れ込んだことが分かった。流入はいまも続いており、浄化後の汚染水が増え続けて保管場所が不足する恐れがあるほか、水処理施設の不具合と大雨が重なれば、建屋から汚染水があふれる可能性もある。 東京電力の公表データをもとに朝日新聞が試算したところ、6月下旬以降、1〜4号機の建屋地下には一日あたり約450トンの地下水が流れ込み続けている。流入量は降雨と連動しており、大雨後は倍増、1週間で約7700トンの地下水が流れ込んでいた。 流入した地下水は建屋地下の汚染水と混じり、高濃度放射能汚染水として水処理施設に送られる。放射能濃度を下げ、塩分を除去した水は、原子炉の注水に使われる。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク福島第一原発、建屋