政府は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて受動喫煙防止対策を強化するため、検討チームの初会合を開き、新たに法規制を行うことも含めて検討を進めていくことを確認しました。 この中で、座長を務める杉田官房副長官は「近年のオリンピック開催地では、罰則を伴う受動喫煙防止対策が講じられている。わが国としても、多くの外国の方々を受け入れるに当たり、他人のたばこの煙を吸うことなく過ごしてもらえる環境を整える必要があり、対策を強化し、立法措置も含めて検討を進めていきたい」と述べました。 そして、会合では、検討チームのもとに関係府省庁の課長級による作業グループを設置し、対策を強化する地域や施設、それに施設管理者が取るべき措置などについて議論し、新たに法規制を行うことも含めて検討を進めていくことを確認しました。