ウクライナ南部オデッサの黒海沿岸で、土のうの障壁をつくる市民(2022年3月7日撮影、資料写真)。(c)BULENT KILIC / AFP 【3月20日 AFP】ロシアは19日、ウクライナがロシア軍の「軍事作戦」に対抗するため黒海(Black Sea)沿岸に敷設した機雷が、トルコのボスポラス(Bosphorus)海峡や地中海にまで漂流する恐れがあると警告した。 ロシア連邦保安局(FSB)は「わが国による特別軍事作戦の開始後、ウクライナ海軍はオデッサ(Odessa)、オチャコフ(Ochakov)、チョルノモルスク(Chernomorsk)、ユズニー(Yuzhny)の港周辺に機雷の障壁を展開した」と指摘。機雷は20世紀前半に製造されたもので、「老朽化」していると述べた。 荒天により一部の機雷のケーブルが切断され、風や潮に流されて現在は黒海の西側を浮遊していると説明。潮流を考えると「機雷がボス