電動アシスト自転車の交通事故を防ぐために、見通しの悪い交差点で自転車と車が通信でやり取りする実証実験が公開されました。 この実証実験は、メーカーなどの企業5社が横浜市内で行っています。 電動アシスト自転車と車にそれぞれ備えた装置が、人工衛星を使って位置と速度、それに進行方向を把握し、自転車と車どうしが直接、通信でやり取りするシステムで、見通しの悪い交差点にさしかかった際に、スマートフォンの画面と音声で注意を促します。 そのうえで、車が停止すると、自転車側に通知され、出会い頭の事故の防止につながるとしています。 交通事故総合分析センターの統計によりますと、電動アシスト自転車が関係した交通事故は、おととしは3773件と10年前のおよそ3倍に増えています。 実証実験を続けたうえで、再来年以降の実用化を目指しているということです。 パナソニックサイクルテックの稲毛敏明社長は「できるだけ早くすべての