スペイン2部のラージョにレンタル移籍していた27歳の元ウクライナ代表FWロマン・ゾズリャが、サポーターからネオナチ扱いされたことを受け、すぐさま移籍元のベティスに返却されるという事態が起きてしまった。英『BBC』が報じている。 極左思想を持つことで知られるラージョのサポーターは、元ウクライナ代表FWの加入に拒否感を示していた。ゾズリャが初めて姿を見せた練習場に、「ここはナチスの場所ではない」という弾幕を出し、同選手にクラブから立ち去るようにと“拒絶”。結局、レンタル契約を解除することになり、それがゾズリャにとっては最初で最後のトレーニングとなった。 「レアル・ベティスの時に話したように、僕はいかなる民兵組織やネオナチ集団とも関係がない」。ゾズリャは古巣時代に右翼であると報じられ、それが“誤報”であると弁解。ベティスがその記事を取り下げるよう依頼し、新聞は誤りを認めて謝罪していた。同選手はレ