大手コンビニエンスストア加盟店オーナー30名近くにお会いし、そのうち数名を取材した。オーナー有志から、コンビニエンスストア11店舗の損益計算書を入手し、税理士の方に分析してもらった。 よく「食品ロスを減らそうとすると、発注が少なくなり、販売機会の損失になる(売り逃がしになる)。だから、足りなくなるより大量に発注・納品して、余ったら捨てた方がいい」と聞くが、それは本当だろうか。 売価より30円引きの見切り販売しているパン(筆者撮影、白黒加工)11店舗のうち、見切り販売をしているのが9店舗今回の損益計算書を入手できた11店舗のうち、いわゆる見切り販売(*)をしているのが9店舗、していないのが2店舗。 見切り販売とは、消費期限などの期限が近づいたものを値引きして販売すること。それら11店舗の損益計算書を、会計に詳しい税理士の方に、年単位ごとに分析してもらった。 入手したコンビニエンスストア11店
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