関空の国際線到着ロビーでマスクをしている帰国したばかりの旅行者ら=9日午後6時15分、大阪府の関西国際空港(安元雄太撮影) 新型インフルエンザの感染拡大を防ぐには、身近な予防策が重要といわれる。厚生労働省などが呼びかけている対応策をまとめた。 Q季節性インフルエンザと、新型との予防法の違いは A ウイルスとしての性質や感染経路などは基本的に変わらないため、同様な対策が効果的。せきやくしゃみが飛散することでウイルスが舞う「飛沫(ひまつ)感染」や、手をつなぐことなどによる接触感染が主要経路であるため、こまめにうがいや手洗いをすることが有効な手段になる。 Q うがいや手洗いの方法は A 外出先から帰ったときは、水道水で手を十分に洗う。せっけんを使ってもよい。うがいは、薬を使わずに水道水だけでもよい。最初は口に水を含み「ブクブク」と口の中の汚れをはき出す。次に「ガラガラ」とのどの奥の雑菌を洗い流す