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ブックマーク / alwaysthrashed.blog70.fc2.com (7)

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  エロ漫画私選10作(2010年上半期)

    蒸し暑い梅雨のこの季節、如何お過ごしでしょうか?管理人のへどばんです。早いもので2010年も半分が過ぎました。 まだまだ折り返し地点であり、年後半にも数多くの良作と出会えることをワクワクしながらまってはありますが、年末のベスト20選出に向けまして、例年通りに上半期のマイベスト10を整理致します。 実際のところ、読んだ作品の9割5分以上は面白いなぁ、エロイなぁと楽しませて頂いており、自身の脳内とは言えそこに優劣をつけるのはやや無粋かなぁとも思うのですが、読んだ中から上半期の特にお気に入りな作品達を10冊選んでみました。 読者所にとって何らかのご参考になれば、一人のへたレビュアーとして真に幸甚。 7月1日現在で2010年上半期に発売された(発売日はアマゾン準拠)成人向け単行の購入・読了数は、新装版やアンソロジーを除いて新刊148冊(内、未レビュー11作)。 折り返し地点で未レビューが二桁と

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  ハッチ『家族快楽』

    高田裕三先生の『CAPTAINアリス』第2巻(講談社)を読みました。中学生達の爆弾ハイジャックとはまた思い切ったトラブルを持ち込んできましたなぁ。 アリス嬢のギザギザトゥースでのイヒヒヒ笑いも健在です。可愛いよね。あと、ハイジャック編に登場する目付きの悪いスッチーさん(死語)がお気に入りです。ところで、管理人は未だにフライトアテンダントという言い方に馴れませんな。 さて日は、ハッチ先生の『家族快楽』(ヒット出版社)のへたレビューです。先生の前単行『しょがくせ』(同社刊)のへたレビューもよろしければ併せてご参照下さい。 ほのぼのお気楽系から激烈ヘビィなシリアス系まで様々な筆致で魅せる近親相姦模様が詰まった1冊になっています。 収録作は、かつて不義の肉体関係にあった妹が父との間に子供をもうけてしまって始まる家族の崩壊を描く中編「家族崩壊」全4話(←参照 家族会議にて 同作第2話より)+カバ

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  ベテランエロ漫画家の10年前と最近の絵柄

    さて、上の20コマは現在もエロ漫画業界で活躍されている作家さん20人の約10年前の作品から引用したものです(クリックで拡大)。 絵柄があまり変わっていない先生から大きく変化された先生まで敢えて幅広くチョイスしてみましたが、どのコマが誰だか分かるでしょうか? ある程度エロ漫画愛好歴の長い読者諸氏にとってはそんなに難しくないかもしれませんが、是非全問正解にチャレンジを!(正解と現在の絵柄は下の方にあります) 「最近のアニメのキャラデザと10年前のアニメのキャラデザ」を読んで「これのエロ漫画版をやったろう!」と思ったのがキッカケでした。 ところが、漫画の絵柄・キャラデザというのはアニメ以上に描き手個人の個性が出やすいもので、棚を正にひっくり返して1999〜2000年のエロ漫画作品を読めば読むほど幅がありすぎてまとめられないというお粗末な結果となりました。 傾向としましては、現在に比べて、体の輪

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  性的快楽の男女間の非対称性とエロ漫画における性表現に関する一考察

    “男と女の間には深くて暗い河がある”とは「黒の舟唄」の名文句ですが、男性にとって女性は、女性にとって男性は互いに“分からない部分”がある存在です。 男性にとって女性の“分からない部分”は、時に不信の対象となる一方で、時に畏敬の対象となります。そのことはエロ漫画においても女性のキャラクター造形において重要な要素となることがあり、最近では蜂矢マコト先生の作品において前者が女性の妖しい魅力の背景にあり、ZUKI樹先生の作品において後者が女性のしなやかな強さと密接に関係していることをレビュー中で論じました。 この互いに“分からない部分”が時に男女間の関係性の障壁となり(←参照 青木幹治『さよなら、おっぱい』p57, コアマガジン, 2009)、また、それを如何に克服するかやそれを超越するかという点は、エロ漫画を含めた多くの創作物における大きなテーマの一つになっています。 さて、エロ漫画は性行為およ

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  セックス描写のシナリオ構築における役割についての一考察

    エロ漫画は非常に多様性の高いジャンルで、何を以て“エロ漫画”であるとするかの基準は人によって様々でしょう。とは言え、多くの方のコンセンサスを得られると考えられるのは、“性描写のある漫画”という定義であると思われ、セックスまたはそれに類する性行為を表現することに一定以上の比重が置かれている作品がエロ漫画であると言ってよいでしょう。なお、当ブログでは特別の言及がない限り「エロ漫画=成人向けで性描写のある漫画」としています。 1990年代後半に、萌え系漫画が独立したジャンルとして成人向け漫画(エロ漫画)のジャンルから一般向けへと分離して以降、エロ漫画はその実用性を強化する方向性に邁進し、セックス描写の作品における比重は単純に濡れ場のページ数という面から見ても、増加してきました。 一定以上のページ数でセックスシーンを短編ならば各作品に、中編・長編ならば各話に配置しなければならない商業誌エロにおける

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  エロ漫画におけるキツネとタヌキ

    新刊発売の谷間ですが、時間があるなら旧作のレビューを書けばいいものを、しかもあまり芸もないのに今夜もネタ記事です。 水曜以降はちゃんと新刊レビューを頑張りますのでご容赦下さい。 さて先日にレビューを書かせて頂いたあべもりおか先生の『めがもりみるき~ぱい』(ヒット出版社)を読み返していたのですが、収録作で大好きな1作が短編「とりつき・ゴメン」なのです。 縄張りの川原で騒ぐ人間に仕返しするため、狐のつきちゃんが女の子に取り憑き、相方の狸のぽんちゃんがそれを止めようとして大失敗~なドタバタ系エロコメディなのですが、狐と狸のキャラクター像が如何にも日的ステレオタイプで良いなぁと思ったのです。 女の子の体を乗っ取って男の子達を誘惑する狐のちょっと陰湿な姦計、それと対照的に相方の暴挙を止めようとするも目の前の料理とお酒に抗えない狸のユーモラスなお間抜けぶりが共に可愛いらしかったです(←参照 『めがも

  • ヘドバンしながらエロ漫画!  エロ漫画私選10作(2008年上半期)

    常々、「読んだエロ漫画は全部大好きで、そこに優劣を付けたくない」と言っているクセにこんな記事書いて申し訳ないです。 ただ、上半期の終りといういい時期ですし、年末のベスト10選考のためにここらで一旦考えをまとめようかなと思って書きました。 1月から6月に発売された(アマゾンの発売日に準拠)愛する作品達の中で、特にお勧めする作品を選んでみたので、ご参考になれば一エロ漫画愛好家としてこれ幸い。 なお、7月1日現在で2008年上半期の購入・読了数は123冊(内、未レビュー3作)。 今後遅延購入・遅延レビューもあると思いますので、とりあえずまとめたといった有様です。あと、順位などは付けていません。すみません。 加えて、詳しいレビューは短評内のリンク先をご参照下さい。 では気を取り直して、大好きな作品達をご紹介! 甚六『思春期は発情期。』(コアマガジン) 「In Season」を筆頭に、甚六先生の漫画

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