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ブックマーク / finalvent.cocolog-nifty.com (10)

  • 若いときにやってみるとその後の人生観が変わるかもしれない、多少些細な3つのこと: 極東ブログ

    若いときといっても、18歳くらいから28歳くらいまでかな。それより前やそれより後だと、ちょっと意味が違ってきそうなので。 他の人もこの手の話を言っているかもしれないけど、あまり聞いたことがない。些細なことではあるし、人によっては人生になんの影響も与えないかもしれない。それと、簡単にできるとまでは言い難い。まあ、能書きはいいや。 1 車いすに乗って半日町を巡ってみる 車いすを借りて、しかもサポートしてもらう人がもう一人か二人必要になる。私のお勧めとしては、二人で車いすを一台一日借りてきて午前午後と一日かけてみるといいと思う。交通機関を使うのも目的の一つみたいなものだから、半日で無理なく行ける行き先を決めるといいだろう。 やってみると、驚きの連続だと思う。世界がまるで違って見える。そして、路上の小さな段差がどれだけ車いすを困らしているかもわかる。 こういう体験学習、誰かすでに組織的にやっている

  • 女性の気持ちが理解できない的な話: 極東ブログ

    2ちゃんねるを多少ブログっぽくしたような、読売新聞の小町板のような、はてなの匿名ブログに「の気持ちが理解できない」という話題が最近あった。の気持ちが理解できない夫の事例である。話者の夫はコミュニケーション上の解決策を求めたものだ。ざっと読んでみたが、こういう種類の問題は存外に難しいだろうと思った。難しさは、そもそも男性というのは女性の気持ちが理解できないからではないか。と考えてみて、さてそれもわからない。男性と女性で気持ちというのはそれほど違ったものでもないんじゃないか。ジェンダーとセックスの違いみたいなものではないかもしれない。と曖昧な枕を置いてみたものの、ブログのネタとしては女性の気持ちが理解できない的な話である。 先日ニューズウィークで「The Pursuit of Sexual Happiness. Why Women Have Sex: New Research(性的幸福の追

  • [書評]非モテ!― 男性受難の時代(三浦展): 極東ブログ

    こういうとイヤミみたいだけど三浦展のや対談集や解説はどれを読んでも、はぁ?ネタ?とか思うくらいで特段に面白いということはなかったし、なんというのか年齢は私と一歳違いで同世代感はあるのだけど、自分なんかとは基的に全然違う資質の人かなと思っていたが、そしてただの暇つぶしに買っただったのだけど、「非モテ! ― 男性受難の時代 (文春新書)」(参照)は面白かった。 というか、三浦にとても親近感すらわいた。ぞろぞろとを出す人だし、このも企画というか他のライターを混ぜ、おそらく資料作成は別の人に依頼して編集的に作ったのではないかと想像するけど、意外と三浦展という今の人を逆に描いている感じがした。そこも面白かったというべきなんだろう。 話は、標題通り「非モテ!」論である。ああ、そんなのはてなダイアリーでこってり見ているよと思ったのだけど、なんというのか、もうちょっとオサーン的な切り口はあって

  • それってとにかく説明体系としての進化論や脳科学のような気もするが: 極東ブログ

    NHKスペシャルの「シリーズ 女と男 最新科学が読み解く性」(参照)という3回シリーズの番組があり、すでに2回まで放映され、私も録画したのを見た。面白いといえば面白かった。特に西田尚美が好演という印象だった。 1回目は”惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人”(参照)ということで、こんな話から。 男女はなぜ惹かれあうのか。脳科学はいま、恋のメカニズムを解明しつつある。その中心はドーパミンという脳内物質。快楽を司るドーパミンの大量分泌が恋する二人の絆となっているのだ。ところが脳科学は同時に、皮肉な状況も浮かび上がらせている。高い代謝を要求するドーパミンの大量分泌は身体への負担が大きく、長く続かない。そのため、“恋愛の賞味期間”はせいぜい3年ほどだというのだ。 まあ、よくある話だ。以前、「愛はなぜ終わるのか―結婚不倫離婚の自然史(ヘレン・E・フィッシャー)」(参照)も話題になった。と思い返すに

  • [書評]やせれば美人(高橋秀実): 極東ブログ

    私事になるが趣味の水泳の話をしていたら、面白いよと勧められたがある。高橋秀実「はい、泳げません」(参照)だ。そこで読んだ。面白かった。ブログには感想をまだ書いていない。どう書くか微妙なところがあってためらっているうち、なんとなく感想を書くのも忘れてしまった。が、そのが面白かった記憶があり、高橋秀実の「やせれば美人」(参照)は、ためらいなく買った。これも読んで面白かった。数か所、笑い転げたところもある。ということで笑えるという売りもあるんだろうし、たしかに笑える。 というあたりで、このにも奇妙に微妙な心のひっかかりもあって感想を書くのにためらいそうなので、えいや、と書いてみる。 書は改題で、元は2005年にアスペクトから出版された「センチメンタル ダイエット」(参照)だ。私はそちらは読んだことなのが異同はないだろう。文庫版では中野翠が解説を書いているがそれほどぱっとしない。薄い

  • [書評]わたし、男子校出身です。(椿姫彩菜): 極東ブログ

    「わたし、男子校出身です。(椿姫彩菜)」(参照)を勧められて読んでみた。読書前には著者椿姫彩菜についてはまるで知識を持っていなかったし、書籍についても性的同一性障害の子の話らしいという以外は知らなかったが、ためらうことなくポチッと購入して読んだ。 今アマゾンを振り返って見ると読者評がきびしいが、私はこれはかなりの良書であると思う。少なくとも星は4つはつける。5つ付けてもいいんじゃないかとも思うが、私はおよそ星数の評価というものが自体が好きではないし、星1つ引く趣向があるわけではないが、このは受けない人もいるだろうから少しお勧め度を減らすかなくらいだ。しいていえば学校の先生には是非読んで欲しいとは思う。 版元は、ズッコケ三人組(参照)で有名と言うべきだが、私としてはかいけつゾロリ(参照)で有名なポプラ社というか、原ゆたかのイラストのせいかどうにも坂井宏先社長(参照)につい親近感を感じてしま

  • 初体験の早い子のほうが優等生なのか: 極東ブログ

    あっという間に今年も師走といった感じがする。相変わらず世間のニュースにあまり関心が向かないので、与太話でも書いておこう。ネタはニューズウィーク日語版12・5”初Hの早い子は優等生?”。タイトルを見て、奥手だった私なんかちょっとぎょっとするなというのと、そおかあ?みたいな疑問も沸く。 まず普通はこう考えるよなという話がある。 親や政府、一部の心理学者の間では、たとえば14歳という若さで性行為を経験する子供は、17歳以降に経験する子に比べ、その後の学力に問題が生じたり、犯罪を犯したり、飲や喫煙をしたり、情緒面での問題を抱えるというのが常識だ(アメリカの初体験の平均年齢は16歳)。 まあ、そうかな、と。むしろ、初体験年齢が米国で16歳ってほんとかとかちょっと思うし、いやそのあの初体験というのはだね、その日とは違って、いや日でも同じかもだが以下略。 ところがこの「常識」を科学的に調べてみる

  • そろそろ葉酸について一言言っておくか: 極東ブログ

    「そろそろ葉酸について一言言っておくか」とか、私は別にそんな偉そうなことを言える立場にはないのだが、ブログにありがちなこのタイトル形式を一度使ってみたかっただけなので許してくれ。それだけだ。というわけで、以下の内容について、一応市販書レベルの典拠は付けておくが、みなさんの健康指導ということではないので、そういう情報が必要な人は、しかるべき人にご相談くださいませ。 と言いつつ、たぶん、しかるべき人は、ヒッジョーに曖昧なお答えをなさると思う。という、あまり語られない理由もなにげ含めておくのでご参考までに。ついでに、アフィリっちゃいますが、是非とかいう意味ではありませんので、念為。 さて。 こんなエントリを書こうかと思ったのは、先日14日になるが葉酸と妊娠のこの記事、読売新聞”先天障害リスク下げる「葉酸」、進まぬ摂取”(参照)を見たからだ。 先天障害の発症リスクを低下させる効果があるとされる、ビ

  • ロイターが世界に報道する美しい日本の人形というか: 極東ブログ

    こんなネタ、格調高い極東ブログで扱うことないんじゃないか、どうせ2ちゃんねるコピペブログで扱うんじゃないかと思っていた。一昨日のネタだし。でも、なんかなさげ。どっかにあるのかもしれないけど、まあいいや。このあたりでべたに「はいここでボケて」と、それと、ネタ元の映像の寿命が短いそうなので、今がチャーンスかも。 で、ネタはこれ。世界に流れる英文のロイターニュースの18日付”Japan's lonely hearts turn to dolls for sex, company”(参照)。表題を訳すと「日の孤独な心の向きは、おセックスやお友だちとして人形に方向を転じる」といったところか。こんな感じで始まる。 TOKYO, July 18 (Reuters Life!) - Real love is hard to find for one Japanese man, who has trans

  • [書評]ヤクザの恋愛術(石原伸司): 極東ブログ

    先日ちょっと時間つぶし用の文庫として見知らぬ書店で買い、そのまま読み捨てのつもりだったが、少し心にひっかかることもあるし、この機に石原伸司という人にも関心をもったので少し書いておきたい。 文庫は「ヤクザの恋愛術(石原伸司)」(参照)だが後で調べたら、〇四年刊行「ヤクザは女をどう口説くのか(石原伸司)」(参照)の文庫版らしい。こちらはアマゾンで見たら古書で百円なんぼで売っている。 文庫を読み出して最初に思ったのは、「あ、古いな」という感じだった。爺さんが書いているから古いなというのではなく、の編集のスタンスや企画が古い感じがした。なので奥付をみて〇四年の文庫版かと気が付いたのだが、この間、三年。それくらいで時代ずれ感があるものだろうか。もちろん、私の感性がたいしたことないというのもあるだろうが。 話はまさに、ヤクザがどう女を口説くかということだった。いろいろお前さんたちカタギの人間にはわか

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