最近、大変ショッキングなニュースがあった。難病に苦しむ30歳のロシア人男性が自分の頭を体から切り離し、脳死状態になった他人の体と結合する手術を受けると発表したのだ。 男性の病気は、全身の筋力の低下と筋委縮が進行する脊髄性筋萎縮症(SMA)。この病気の患者の平均寿命は短く、男性も症状が急激に悪化していることから、今回の手術を受ける決意をしたという。 「死の定義」なければ医学はどこまでも進む手術の手順を簡単に説明すると、こうだ。まずは「低温状態で首を切断」、つぎに「頭部とドナーの体を接着剤のようなもので結合」し、最後に「接合部分の血管、皮膚を縫合」する。 人間での結合手術は今回が世界初で、過去に成功例はない。過去にサルで実験しているが、手術から8日後に拒絶反応で死んでしまった。 このチャレンジングな手術を提唱しているのは、イタリア人のセルジオ・カナベーロ医師。医学界からは、理論上は可能でも技術
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