Android端末はケータイ業界の福音か? 無償OSでも原価アップ“スマホブーム”に泣く企業 サイゾー 8月30日(火)22時9分配信 ──2011年2月、スマートフォン市場で圧倒的な強さを誇っていたiPhoneの牙城を崩し、グーグルのAndroidを使用するケータイが世界シェア1位を奪取した。また、MM総研によると、10年度における日本国内のシェアでも、Androidが57%、iPhoneが38%と逆転を達成しているという。 周知の通り、Android躍進の原動力は、同システムが無償で提供されるオープンソースであること。ライセンス料や開発費のコストを安く上げることができるため、各国のメーカーはこぞって採用した。しかし、そこには少なからず弊害もあったようだ。ケータイジャーナリストの石川温氏は、次のように語る。 「これまでの日本のケータイは、キャリアの意向を検討して、メーカーごとにさまざ