氷風呂に飛び込んだり、わざと大きく息を吸ってから止めたり──「アイスマン」ことヴィム・ホフの信奉者らは、こうした訓練がもたらす身体的・精神的なメリットを熱烈に支持している。 そうした訓練がじっさいに体内の炎症レベルを下げるかもしれないことを示す新たな研究が発表された。その一方で専門家らは、「ヴィム・ホフ・メソッド」の実践にはリスクがないわけでないと強調する。 ホフはオランダ人のアスリートで、氷の下を泳いだり、氷雪のうえを裸足で走ったりなどで新記録を出した業績で最も知られている。最近では、意識的な呼吸や寒冷暴露の習熟に専念する独自のテクニックで一大ビジネスを築いており、そのコースは世界中で受講できる。 「ヴィム・ホフ・メソッド」実践者に見られた変化 これまでの研究でも、こうしたテクニックの生理的・心理的な効果の評価が試みられたものの、ほとんどの場合、確固たる結論を出すには規模が小さすぎた。
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