第3期ディープ・パープルがアルバム『紫の炎(原題:Burn)』(1974年)を発表してから、2024年で50年を迎える。2004年に『BURN 30TH ANNIVERSARY EDITION』がリリースされてから、さらに20年が経ったということだ。『イン・ロック』(1970年)、『マシン・ヘッド』(1972年)と並んでパープル史上最高傑作の1つに挙げられる本作では、完璧に確立されたリッチーのストラト・サウンドを聴くことができる。この機会に改めて、リッチーとストラトキャスターとの関係性と、それがロック・シーンに与えた影響について検証してみよう。 文=近藤正義 Photo by Fin Costello/Redferns/Getty Images リッチー・ブラックモアとストラトキャスターとの出会い リッチー・ブラックモアが最初に手にしたエレクトリック・ギターは、14歳の時に父親に買ってもら
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