民主党代表選で、鳩山由紀夫代表に敗れた岡田克也幹事長を支援したメンバーが20日夜、都内で陣営の打ち上げ会を開き、今後、岡田氏を支える有志の会合を開いていく方向となった。事実上の「岡田グループ」の発足で、代表選をきっかけに民主党内の勢力図に大きな変化が生じた。 東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれたこの日の会は、当初、着座形式で予定していたが、参加者が約60人にふくれあがったため、急遽(きゅうきょ)立食形式に変更するほどの盛況ぶり。岡田氏本人のほか、前原誠司副代表と野田佳彦幹事長代理、川端達夫副代表ら党内グループのトップとそれぞれの所属議員が出席し、菅直人代表代行グループの多くのメンバーも姿を見せた。 出席者によると、会合では、前原氏は「次は岡田さんだ」とあいさつするなど、「岡田待望論」が続出し、「岡田氏を支え、政局を見据えていく」(中堅)などとして、グループとしてまとまって活動を行