ブログと新聞のどちらを信頼するの?と聞かれたら、普通の人は「新聞」と答えるのでしょうが、そもそもこの質問自体が少しずれてるんじゃないかと最近考えています。 こないだシロクマ日報の方でも書いたのですが、某社が出版してる白書の帯に「コンテンツ消費の現状が分かる」という言葉が書かれていました。で、その中にテレビの視聴時間・新聞を読む時間などと並んで、ネットの利用時間も掲載されていたのですが、「“ネット利用時間=コンテンツ消費時間”と置いてしまうのは乱暴じゃない?最近のネットって見るだけじゃなくて参加する場所でしょ?」と感じたりしたわけです。そもそも今のネットって新聞やテレビと並列に置ける存在じゃないでしょ、と。確かに僕が初めてネットに触った頃(1995年でした)なんかは、ネットといえども近寄りがたい存在で、政府機関や大企業がわざわざ載せていただいている情報をありがたく頂戴する、といった感じでした