2006年9月12日のブックマーク (2件)

  • なぜ、日本人は羊を数えても眠れない - 比較文化学的考察

    眠れない夜、羊を数えてかえって目が冴えてしまったことがないだろうか。実は、これは当然のことなのだ。日人は羊を数えては眠れないのである。それどころか、かえって目が冴えてしまうのである。ユーラシア大陸とアフリカ大陸、そしてそこからから渡っていった南北アメリカ大陸とオーストラリア、ニュージーランドなどの人たちにとって、羊というのは実に馴染み深い動物である。ちょっとした田舎に行けば、そこら中にいる。生活に密着してはいるが、ある意味退屈な動物というイメージは、誰の脳裏にも自然に浮かんでくるのである。一方、日には明治以前には羊という動物は存在しなかった。江戸時代にはウールの道中合羽が普及していたらしいのだが、その原料の羊毛は輸入に頼っていた。だから、鎖国とは言っても、完全に国を密閉していたわけではない。 日人は、羊毛製品には馴染んでいても、羊そのものは知らなかった。だから、江戸時代の羊の絵をみ

    PuHa
    PuHa 2006/09/12
    日本人は米を数えろ。こりゃいいこと聞いた。追記・これめちゃくちゃいい。考え事をして眠れなかった。だが米を数え始めて驚くほど早く眠れるようになった。
  • 著名人の本棚を覗く

    人の棚を覗く欲望を満たしてくれる写真集。棚というのは、思考・嗜好・指向・(あるいは試行)を見える化したもの。主婦にとっての冷蔵庫、VIPPERにとっての押入れ奥のようなもの。自分の精神世界をさらけだすことだから、めったなことじゃお目にかかれない。 「棚なんてただの倉庫、積んでおくだけ。そこに私の精神は無い」などと、うそぶく人も確かにいるが、やっぱりその人の棚に顕れている。いっぽう「そんなにありませんよ」と謙遜するのは反語のつもりか!とツッコミ入れたくなるほどのスゴい棚もある。 取材したのは10年以上前のものばかりなので、古さ(というか懐かしさ)があふれる。リストとしての価値は少ないが、著名人の若かりし写真とともに「あの人がこのを!」と発見する喜びを堪能できる。 棚が見たい! まずそのものズバリ「棚が見たい!」──ミもフタもなく即物的だが、わたしの欲望ソノママ表していて◎。こ

    著名人の本棚を覗く
    PuHa
    PuHa 2006/09/12
    自分の本棚は兄弟に見せるのでも恥ずかしい。だからか、人のが気になるってのが人情。